親を許す方法。親を愛す方法。
さっき、
テレビで「ありえへん世界」を観ていて、
亡くなった息子の心臓を移植して助かった青年が、
夫の図らいで、
先送りにしていた結婚式に登場して、
心臓の音を聞かせてあげて、
息子がおめでとうって祝ってくれているようだったと、喜ぶ母の姿を見て、
親って、偉大だなぁ。
と、深く感動しました。(T_T)
もっと親孝行したい。
もっと親に感謝したい。
もっと親といる時間を大切にしたい。
もっと親を許したい。愛したい。
と強く思いました。
両親は、よく喧嘩、口論をしていました。
その場にいるのが、言い合いを聞くのが心底嫌でした。
何度も何度も諭そうとしましたが、
聞く耳持たずで、
しまいには、
子供が親に偉そうな口きくんじゃない。
と、言われる始末。
子供心に、本心では、
「好きになりたい」と思ってましたが、
あまりの聞き分けのなさに、
(許したいけど) 許せない。
我慢して、無理に抑えた感情は、
親への苛立ちとして、積もり続け、
残り続けました。
今となっては、
そんな親にも、
生んでくれてありがとう。
と感謝できるようになりました。
どうしてそう思えるようになったか、
振り返ってみると、
一番大きな要因は、
自分自身を許し、愛することによって、
「いま、ここ」の幸せを感じられるようになり、
生きててよかった。
と思えるようになり、
生まれてきてよかった。
となり、
生んでくれてありがとう。
という風に、
繋がっていったことで、
容易ではありませんでしたが、
段階を踏んで、少しずつ、
親への感謝の気持ちが芽生えてきました。
許そう許そうと思うだけでは、
心の底からは許せません。
許したいけど、許してるつもりだけど、
腹の虫が収まらない。
これが現実だと思います。
でも、自分を許すことができれば、
"自然と" 親を許すことができるようになります。
究極、
自分自身の全てを受け入れることができれば、
相手の全てを受け入れられるようになります。
許すとは、「許可する」こと。
自分の良いところも、わるいところも表現する許可を出せば、
相手にも同じように許可を出せるようになる。
だから、
許したい人がいたら、
まず自分を徹底的に許す。
相手のことを忘れて、
ひたすらに自分にベクトルを向けて、
許しまくる。受け入れまくる。
愛しまくる。
そうすれば、気づいた時には、
自然と相手のことも許してる。
広い心の持ち主になるためにも、
相手を許せ"なければいけない"。
許せない自分なんてダメだ。嫌な奴だ。
だから許さなければならない。
この思考パターンに陥ると、
ドンドン自己嫌悪に苛まれ、
自己評価も低くなり、自信がなくなり、
気力がなくなり、ウツ病まっしぐらになってしまいます。
自分に厳しく、理想が高い人程、
陥りやすいパターンです。
私は大丈夫!そんなことない!
とタカをくくってるあなたが一番心配です。
(笑)
"本当は" 許したくて仕方なかった親
を許し、親を愛す方法は、
自分を許し、自分を愛すことから、
はじまるのです。
あなたの人生が、
愛と喜びで溢れますように。